3/6 仕上げ段階、取り掛かり段階!
2020年3月6日|カテゴリー「殿井章仁のブログ」
本日も天気は不安定ではありますが、同時進行で2件ともに大事な工程に入ります!
まず、仕上げ段階にきている現場ですが、屋根瓦外壁共に乾かせた後の状況も良好で、傷んでしまって撤去した目地部分のコーキングをいよいよ新しく打ち替える工程に入ります。
どのお宅でもまず、外壁の傷みに気付いたり気になってくるのは、この目地部分のコーキングからというのが大多数になると思いますが、コーキングが落ちて無くなってしまったり外壁との隙間が出来てしまうのは、単純にその部分だけが古くなってしまってというだけではないのです。
外壁との関係、外壁の傷み具合が密接に関わってくるのですが、詳しくはまたの機会で、次の現場のこともありますし...
このコーキング打ち替え、シーリング作業だけで2日かけることになります。その後も乾かせて様子をみることも重要になりますが、まずは1日目、雨の影響もなく無事うまくいきました。
明日の予定も充分に打ち合わせ、現状も進み具合も予定どおりバッチリです!
次は、下地処理、養生マスキングがほぼ終わった現場での下塗り、中塗り工程に入ります。
この工程も、どの建物でも同じ塗料を使うわけではなく、外装材に合わせ、また傷み具合に合わせて塗料を選択することになります。
今回の建物は相当の期間手入れが入っておらず、傷み具合も相当進んでしまっている状態でした。
塗装工事で補強し、また十年程度は強度も保ってもらわなければですが、外壁の張替え、瓦の葺き替えが必要になる寸前と言っていいダメージを受けています。
なのでこちらの建物では、特に屋根瓦の傷みが非常に深く相当水分を吸収してしまう状況でしたので、現況に合わせた塗料を下塗りから用意しております。幸いなことに屋根に上がって歩くだけで割れてしまう程ではありませんでしたが、割れてしまうこともあります。
以前、傷みの出ている建物に梯子を掛けたり屋根に上ったりするのは、抵抗があるとブログにも上げたこともあったかとも思いますが、こういうことなのです。どのくらいのダメージなのか触ってみないと、上がってみないとわからないといううこともあります。あまりに気安く屋根に上がってみましょうか、見てみましょうかと言ってしまう業者には私どもも気を付けて対応しています。
せっかく足場を建てているのですから、次にまた手入れが必要になるタイミングまで各箇所、同じ程度の耐久力を持って貰いたいものなので下地処理、下塗りの段階から気を付けて全体を見て回っております。
作業しながら、職人と相談しながら追加補強を入れたり、手を入れながら判断していく段階の工程になります。
もちろん天気とも相談しながらになりますし、その都度対応していきます。
さあ今日も両現場とも滞りなく順調でした!
明日もまた天気は大丈夫なようです、それではまた.......