6/16 外壁の色味イメージが出てきました。

2020年6月16日|カテゴリー「殿井章仁のブログ
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 今日はいよいよリューネの森の現場で外壁の色分け塗装が仕上がりだします。
お施主様のご希望もあり少々珍しい色の組み合わせで、そのうえ目地を活かした色分け塗装ですので仕上がりが非常に気になるのです!

 以前からブログには上げていますが、特に外壁の色味の仕上がりに関しては、いざ塗ってみないと、足場シートを開けて全体として眺めてみないと正確にはバランスがつかみ辛いというケースが多々あるのです。

 特に今回はご主人様が「青」が好きな色だということで、弊社では通常あまりブルー系は使わないのですが色分け塗装で目地が入ればうまくいくかもしれない、と挑戦してみたという経緯なのです。
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 なぜ弊社は外壁などの住宅塗装にブルー系をあまり使わないのかといいますと、ブルーに限らず原色系の色は経年劣化が目立ちやすく、塗料メーカーの実験では目立ちやすいだけでなく、実際に劣化が早くなるというのが以前からこの業界では言われているのです。

 その上に原色系になると塗料が割高になってしまいます、なので我々にとってはデメリットしか感じないということです。

 しかし店舗の塗装となってくると一般の住宅とは事情が違いますし、どうしてもこの色にしたい!...という一般住宅のお宅もありますので目立つ原色系を使うことももちろんありますが、通常弊社から特にお勧めするものではありません。
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 ですが今年から弊社が注力しています色分け塗装で目地の色を変えれれば、劣化の出やすい壁面の角や材質の変わるコーキング面にも劣化が出にくいのではと考えたわけです。

 こういう経緯ですので気にならないわけはありません(笑)

 実際、一部分で試した際は濃紺の部分が相当黒く見えて不安になったり、いざ色付いた面が拡がってくると今度は明るく、派手すぎるようにも見えてきたりと(汗)やはり新しい試みには右往左往してしまうものですね(笑)

 ですが進めながら微調整も加えていますし、ここまでの仕上がりはお施主様のご希望に沿えた、弊社としても挑戦してみた甲斐のあった綺麗な仕上がりが見えてきております!

 梅雨時期ですがもう先週のような雨続きはなさそうですし、綺麗な仕上げに向けて明日以降も取り組むとします!!!
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