『もみの木の家』

2020年7月2日|カテゴリー「もみの木の家づくり
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『もみの木の家』の大きな特徴は・・・

「柾目(まさめ)」で「無節」です!


最近では自然素材住宅ブームで無垢材を使った住宅はたくさんあります(* ॑ ॑* )⸝
ですが、ほとんどが「板目」で「節あり」ですね。
たまに「無節」という床を見ますが、「板目」です。


でも、なぜ『もみの木の家』は柾目なのでしょうか???

それは「調湿できる材料」だからです٩(*´︶`*)۶


そもそも「柾目」は昔からおひつや寿司桶など水分の調整が必要なものに使用されてきました。
ですので、「柾目」は家の中の空気の調湿効果が期待できるということなのです!

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「柾目」と「板目」では、その差はすごく大きいものになります。

「板目」は酒樽や味噌樽など水分を閉じ込めておくようなものに適しています。
昔の木造船も板目でできているんですね(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑

目的によって使う材料が変わってきます!


「柾目」を取るのには大木じゃないと難しいです。
(樹齢が250~300年のもみの木を使います。)

そこまでになると枝はすごく高いところについてきますので、必然的に節はなくなっていくということですね!

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江戸時代に芽を出して現在まで育った木を使った『もみの木の家』
なんだか神秘的ですね( ᵕᴗᵕ )✩⡱